名刺をオーダー

いままで名刺は用紙を買ってきて自分で手作りしてました。

用紙メーカーのフリーソフトをダウンロードして簡単なロゴと名前、連絡先をチョイチョイと並べます。印刷は、ロゴとか色をつけたところは安い顔料インクのインクジェットプリンタで印刷して、名前、連絡先など黒い文字の部分は鮮明になるようにレーザープリンタで印刷しましたが少々ショボイながらも実用になるものができます。

とは言えインクジェットの部分はイマイチな感じは否めません。ネットで調べるとデザインデータを入稿すればそのまま安価で印刷してくれる会社がいっぱいみつかりました。デザインはいまのままで良いので印刷をオーダーしてみました。

どこの会社にするかのポイントは、価格もありますがデータの入稿形式と印刷方式になるかと思います。

データファイルさえ作ってしまえばブラウザから注文時にファイルをアップロードするだけで簡単なんですが問題はデータの作成になります。多くの会社ではデータはAdobeのIllusutratorで作成したものに限るとなっています。ところが名刺作成だけが目的で購入するにはIllusutratorは高価です。フリーのソフトでできないものかとまたまた調べると、EPSファイルで入稿を受け付けている会社であれば、InkscapeというソフトとScribusというソフトを組み合わせてEPS形式のファイルを作成すれば良いということになるようです。どちらも同じようなソフトらしいですが、Scribusは日本語が不得意でInkscapeは印刷に必要なCYMKという色の形式に対応していないということで、デザインはInkscapeで行い完成したファイルをScribusに取り込んで色をRGB形式からCYMKに変換すれば良いとの事です。

次に印刷形式ですがオンデマンド印刷とオフセット印刷というのがあるようで、オンデマンド印刷は高級なプリンターで印刷するようなもので、オフセット印刷は版を作って印刷するというもののようです。オンデマンド印刷でも業務用のプリンターを使うので家で印刷するのとは比べ物にならないようですが、オフセット印刷のほうが綺麗に印刷できるようです。

Inkscapeで作成したデータで入稿できると明記されている会社もありましたが、オフセット印刷ではないようなので、今回はEPS形式のデータで入稿できるオフセット印刷の会社にオーダーしてみました。価格もそこそこ安いのですが支払い方式が、銀行振込、代引、訪問となっています。訪問は問題外として銀行振込は手数料がかかるし、代引は通常送料無料なのが宅配便の送料+代引手数料が別途かかります。とりあえず100枚頼もうかと思うと手数料や送料が価格の50%近くを占めるということになります。とはいえ絶対値がそんなに高くないので紙を少し高いものにして手数料の割合が少しでも低くして注文してみました。

まずはデータのチェックがあるようなので問題があれば連絡してくるでしょう。