Ubuntuに足りないもの

Ubuntuをデスクトップに使っていますがWindowsと比べても問題になるような事はなくやりたいことは出来ると言った感じです。会社で使っているPCが古くて遅いのでいっその事Ubuntuにしちゃおうかと思うくらいですのでほぼ問題無しで使えるようです。その昔SUNのワークステーションにGCCからX11R6やらEmacsなんてものをソースからインストールしてクライアントとして使っていたのに比べても、欲しいソフトがあったらパッケージを探してインストールすれば良いのでこれまた快適です。

ところが私のPC活用法で足りないものが地図ソフトであります。最近はWindowsマシンにMapFan Plannerを入れて地図を見る事がほとんどです。さらに山に登る時はカシミールというソフトで国土地理院の25千分の1の地図で登山道を確認したりもします。Webベースで良ければGoogleMapや電子国土ポータルの地図で良いのですが機能がいまいち。とくに、地形図は電子国土ポータルしか無く使い勝手は全然ダメ。自分でJavaScriptでプログラム書こうかと思うくらいのものです。

どうにかならないのかと調べたところ、wineというLinux上でWindowsアプリを動作させるプログラムがありました。もしかしてwineの上でカシミールが動作するかとやってみたら、インストーラは文字化けしていたもののインストールは成功しました。しかしながら起動はしたものの通信関係がダメっぽい感じでした。さらに調べると、wineの上にIE6をインストールできる、Ie4Linuxというものも存在しておりwine+IE6でカシミールを動かしたら起動の画面は変だけどちゃんと起動して国土地理院の地図が普通に使えるようになりました。

MapFan Plannerも動くかもとやってみたけどインストールは終了するものの起動しませんでした。もしかしたらMapFan.netはいけるかもなんて思ってやりましたがこちらも同様にインストールオーケー、起動NGでした。通常の地図はWebで我慢するしかないようです。