読書

通勤時間の暇つぶしに本を読んでいます。面白い本を発見するとその作者の本を続けてよみます。昔はショートショートが好きで”都築道夫”を集めました。
そのあと、モダンホラーでディーン・R・クーンツをファントムから読みました。モダンホラーと言うとキングもはずせませんが、ハッピーエンドではないので好みではありません。そうこうしているとクーンツも、ホラーから陰謀物のようになってあまり好きではなくなりました。
エッセーでは、椎名誠にもはまっていました。でも若い頃は面白く感じたのですが、好き嫌いがはっきりしているというか自分中心というか、他人の批判というようなものが鼻につくように感じて面白くなくなってしまいました。
その他、クライブ・カッスラーのダークピットシリーズやクィネルのクリーシィシリーズの冒険ぽいものや大沢在昌の新宿鮫なんかも好きです。
暇つぶしには、西村京太郎や大藪春彦なんかも良いですね。それと、半村良の伝説シリーズとかも好きです。
時代劇系では、剣客商売、鬼平犯科長なんかも勧善懲悪ですっきりします。
好みにまとまりはないのですが、基本的にハッピーエンドでなくては嫌なんだな。

マンハッタンを死守せよ上/下(クライブ・カッスラー)

久しぶりにダーク・ピットシリーズを読みました。
ダーク・ピットも年をとったせいか派手さが無くなりました、手際が良くなったというか、無謀なところが無くなって安心して読んでいられました。しかし、主人公なのだからどうせ成功するとわかっていても、ヒヤヒヤ感が少ないなあ。イメージ的に最後は、傷だらけながらも生還、傷を癒しがてら世紀の大発見という流れがインプットされているのは私だけでしょうか。
また、以前はちょい役だった登場人物としてのクライブ・カッスラーが重要な役目を果たしています。こんだけ活躍してしまうと次回に登場したときにダーク・ピットが憶えていそうですね。