Vmware Server

暇だったのでなんとなく仮想化のお勉強をしてみました。仮想化ソフトもいくつか出ているのですが有名所では、VmwareとXenなんてあたりが気になります。オープンソースで攻めるならXenなのかもしれませんがVmwareもVmware Serverというバージョンが無償提供されておりゲストOSも構築できるようになったのでVmware Server 2.0をインストールしてみました。
Vmwareのサイトにて個人情報を登録するとライセンスが発行されて無償版がダウンロードできますのでLinux用をダウンロードしました。とりあず何処かに展開してvmware-install.plなるプログラムを起動して質問に答えていけば完了、発行されたライセンスも途中で入力します。ここで注意するのはVmwareの管理ユーザを自分のログインIDに設定しましょう。そうしないとUbuntuではrootが使用できないので管理画面にログインできなくなってしまいます。
インストールが完了したら、ブラウザでhttp://hoge:8222/またはhttps://hoge:8333/とアクセスするとVmwareに接続することができます。8333ポートはSSLで接続されますが自己認証キーなのでうちのUbuntuのFireFoxでは警告がでて許可しないとつながりませんでした。
ゲストOSとして試しにWindows 2000 Professionalをインストールしてみました。まずは仮想マシンをCPU1個、メモリ512Mb、HDD10Gbで生成してCDドライブにWindows2000のメディアを入れて仮想マシンを起動すればCDドライブからWindows2000のインストーラが立ち上がります。ここから先は通常のインストールをするだけ。インストールが完了して仮想マシンでWindows2000が立ち上がったら管理画面からVmware-toolsをマウントして仮想マシンにインストール。これは、Vmware用のデバイスドライバみたいで説明によるとゲストOSの画面やマウスの動作がスムーズになるそうです。画面に関しては解像度の選択肢も増えました。最初は音がでなかったのですが、管理画面からサウンドデバイスを追加としたら音もでるようになってLinuxで困っていた携帯電話を音楽プレーヤーとして使用するときに曲を管理、転送するアプリケーションもゲストOSとしてインストールしたWindows2000で動作しました。
さらに日本のUbuntuで公開しているUUbuntu8.04の仮想マシン用イメージもダウンロードして管理画面から指定するだけで簡単に起動することができました。仮想マシンを何台か立ち上げれば複数の実機がなくても冗長化の勉強やテストもできそうです。