週末DIY

 リビングでコンピュータを置いてある場所はコンセントがちょっと離れていてキッチンのカウンターにあるコンセントから電源をとっていました。ところが最近機器が増えて現在使用中のタップだけでは口が足りなくなってしまいタップからさらにタップを引くのも何だかなあと思っていました。今日は、雨で他にすることも無かったので久しぶりのDIYをしました。
 いま電源を取っているのはキッチンカウンターの反対側にあるコンセントなんで反対側にコンセントを増設するのは簡単なのではないかと考えました。調べるとコンセントにはもともと並列接続でコンセントを増設できるようになっているようで、実際にコンセントを開けてみたらたしかに線を差し込むだけで電源を引き出せるようになっています。
カウンターも枠に石膏ボードを貼り付けているだけで中は空洞のようですのでケーブルのとりまわしも何とかなりそうなので以下の材料を買いにいきました。

  • 埋め込みコンセント(三口)550円
  • 挟みこみ固定金具80円
  • 屋内配線用電源ケーブル1.6mmφ、2芯、10m1100円

埋め込みコンセントは、壁の裏側に設置したボックスにネジでとめて固定するようになっているのですがボックス後付けは難しいので挟み込み固定金具を壁の裏に入れて壁の石膏ボードを挟み込んで固定します。電源ケーブルは2メートルもあれば十分なのですが巻きで売っていたので一番短いものを購入しました。
さて施工手順は以下のとおりです。
1. 接続元のコンセントを開ける
2. 壁に穴を空ける
 石膏ボードなので場所を決めたら大き目のカッターでグリグリと穴を広げて行きます。大きすぎると取り返しがつきませんので少しずつ穴を大きくして大きすぎないようにしましょう。
3. ケーブルを通す
 接続元のコンセント部分から壁の穴までケーブルを通します。今回は上から下への垂直方向だったので簡単に空けた穴からケーブルを出すことができました。
4. 新しいコンセントにケーブル接続
 今回はブレーカを落とさずに作業しましたので新しいほうに先に接続しました。また、コンセントには電源とアースがありますのでもとのコンセントと同じになるように接続しましょう。接続はケーブルの被覆を剥いて穴に差し込むだけです、被覆を剥く長さだけは指定どおりにすれば作業自体は簡単です。安全に作業を行うにはブレーカを落としてから作業しましょう。
5. 元のコンセントにケーブルを接続
 こちらも被覆を剥いたケーブルを増設用の穴に挿すだけですがブレーカを落とさない場合は電気が来ているので注意しましょう。多分アース側を先に接続すれば危険が少ないはずです。
6. それぞれのコンセントを壁に固定
 元のコンセントは、分解したのと逆の手順で組み立てて、新しいものは固定金具を使って固定します。このとき壁の中に部品を落としてしまうと回収が難しいので注意して作業しましょう。挟み込み金具は上下をネジでとめるようになっているのでとりあえず片方を軽くとめてから壁の中にいれて固定しました。
1時間程でコンセントの増設ができました。ただし、屋内配線は資格が無いと工事できないことになっていますのでマネはしないでください。