高度41,000フィート 燃料ゼロ!

間違いは必ずあるとはいいながらこんな間違いは起こって欲しくないものです。学生の頃SI単位なんてやりましたねえ。天気予報もいつの間にかパスカルなんて言っているし。
飛行機の事故なんていくつもの要因が重ならないと起こらないけど、起こってしまったらやはりパイロットの腕任せなんだということですね。
高度41,000フィート 燃料ゼロ!

邪教集団トワイライトの追撃 (上)(下) ディーン・クーンツ

幼い息子の命が狙われている。母親は息子を助けるために頑張るがある使命をおびているという教祖を中心とした集団が執拗に追いかけてくる。
ラストはいつものハッピーエンドなのか。。。。。。。。
これは追われる側の視線で書いた物語なのですが、追う側から書くとまた違った物語になりそうです。
邪教集団トワイライトの追撃〈上〉
邪教集団トワイライトの追撃 (下)

東京自転車日記 泉麻人

自転車の乗って町を行けば、車では気が付かないような景色が見えてきます。
いつも車で行っていた場所が以外に近くて自転車でもいけたりして。私なんぞ馬鹿みたいに一日100Km以上も突っ走ったりしてますが、本当はゆっくり楽しく走って面白い店やきれいな景色を見たいのです。そんなサイクリングを思い出させてくれる一冊。東京に住んでいる人は紹介されているコースを走るのもよさそうです。
東京自転車日記

黄龍の耳 大沢在昌

運命に恵まれた人っているんでしょうか?
しかも、賭けと女性の運なんて男の遊びの2つまでを自由にできるって良いような悪いような。。。。
ちょっと都合が良すぎる気もするけど娯楽作品ということですべて許します。
黄龍の耳

泡姫シルビアの華麗な推理 都築道夫

お客さんや同僚の周りに起こった事件を現場にはいかず関係者の話を聞くだけで華麗に推理。
さりげなく風俗で働く女性の裏側まで書かれています。私自身その方面に明るくないので本当かどうかは不明ですが。。。
短編集なんであまり深くはないですがちょっと読むには面白いかな。
泡姫シルビアの華麗な推理

平家伝説 半村良

静かに暮らしていた嘆き鳥の痣を持つ男、痣にまつわる伝説を耳にしたとたん人生に転機が訪れる。
男は定められた運命に向かって進んでいく、その運命に隠された使命とは。
半村良の伝説シリーズと言えば基本的にラブストーリーなんですが、この物語はある意味平凡なラブストーリーです。でも、そのラブストーリーには使命というか運命が隠されています。平凡なラブストーリとはかけ離れたラストがなんとも半村良です。
人間には、それぞれ使命があるのでしょうか?あるのなら私の使命とはなんでしょうか?こんな私の生活も誰かの使命を果たすために営まれているのでしょうか?なんて考える事もなく面白く読んでください。
平家伝説

東京23区物語 泉麻人

著者の独断と偏見に満ちた東京23区の紹介です。
住民の気質なんてのは面白おかしく書いてありますので本気にしないで楽しみましょう。私は帰宅ランで東京を横断するので、この辺りはこんな人達が住んでいるのかなんて考えながら走ると距離も時間も気になりません。
今読むとバブル景気を思い出しましたが、既に絶版になっているようですね。でも、改訂版といえる新・東京23区物語が出ているようです。
新・東京23区物語

銀座探偵局 大沢在昌

大沢在昌の短編小説です。
雑誌の編集長(とはいっても若い)が、悪友にそそのかされ(脅され?)て共同で探偵をはじめます。でいろいろな事件に巻き込まれると言うお話。
腕力担当と頭脳担当のコンビで事、やくざの”おばあちゃん”親分が準レギュラーで出たりと周りの人に助けられながら事件を解決。
銀座探偵局

ディーン・R・クーンツ ファントム

私の中のモダンホラーの代表といえばクーンツです。最初は雑誌かなにかにこの本の紹介が載っていてはまりました。
まあ、簡単に言えば怪物話なんですが得体のしれない怪物に足止めされた人々は生き残れるのか?なのです。ワクワクドキドキを感じられる一作です。まあ、題名からして”ファントム”なんで怪物出てこないと詐欺になりかねませんが、ちゃんと出るのでご安心を。
ファントム〈上〉
ファントム〈下〉