HOUSE

運動したりコンピュータいじったりでテレビを見る暇はあまりないのですが、FOXでやっているHOUSEを最近見ています。
はぐれもののお医者さんのドラマで原因不明の病気または診断の難しい病気の患者を救う(たまに死ぬ人もいますが)ために頑張るという物語です。まあ、難しい症例に対して推理小説のようにいろいろな証拠をみつけて病気を特定し治療するのですが、試行錯誤的に治療をしてあれも駄目、これも駄目、最後にやっと病気をやっつけるというストーリ。
HOUSE医師は変わり者だけど切れ者。みんなから嫌われるような態度ばかりとり直接患者の診察はしたがらないやなやつです。一応、チームで仕事をしていてHOUSEに対して対抗心を燃やす人、HOUSEの事を密かに好きな人、有能なお坊ちゃま風の人がいるわけです。
何回か見てて思う事は、患者とその家族は仮に間違っていても医者を信じるしかないんだなあと言うことです。HOUSEにしてもあんな治療やこんな治療しても良くならなくて患者や家族から信用を無くしたあとに原因がわかり新たな治療を患者に施そうとするわけです。そうすると患者や家族は、本当に大丈夫なのか?と当然ながら思い、時には治療を拒否しようとします。でもそこでHOUSEが”この治療しなきゃ死んじゃうよ”って言う訳です。そういわれりゃ誰だって”お願いします”って言うしかないわけですよ。その前の治療もやらなきゃ死んじゃうよって言われて間違った治療を受けているのに逆らう事はできないのです。治療して死んでも手遅れでしたなんていわれれば文句は言えないけど、治療しないで死んだら治療を拒否したせいだって家族はず~っと思い悩まなければいけないわけだし。
わたしなら言いたい、間違った治療する暇があったらまずちゃんと検査したり症例を調べたりして病気の特定を先にしろと。だいたい最初は間違った判断をするのだからHOUSEはヤブ医者なんじゃないかと思う今日この頃です。
本当なら他のお医者さんみ見放された患者を、はぐれ者医者が診断をピタリとあてて治療するというストーリにするべきだな。
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